性病の増加傾向に歯止めがかからない要因

鏡で口周辺のヘルペスを確認している女性ここ数年、性病を患う人が増加傾向にあると言われています。また最近では性病も良く知られている梅毒や淋病、HIVといったものだけでなく、クラミジアやヘルペスなど多岐にわたっているのが特徴的です。特に、クラミジアの増加率は顕著で、今では梅毒や淋病よりも感染者が多いのが現状です。

性病が厄介なのは、なにより感染症であるという点です。つまり感染した人は別の誰かと接触することにより、また別の人が感染していきますから、非常に拡散しやすいことも問題を大きくしています。こういったことから厚生労働省は性病の検査を無料にするなど、幅広く検査を受けるよう促していますが、どうしても恥ずかしい、結果が怖いといった理由から自覚症状がありながら検査を受けずに、性交渉を続ける男女も少なくありません。その結果、増加傾向に歯止めがかからないのです。

さて、性病の典型的な初期症状としては、倦怠感、発熱、口内炎、リンパ腺の腫れ、性器付近のかゆみといったものがあげられます。また淋病の場合は尿道にひどい痛みがありますので、わかりやすい症状と言えるでしょう。しかしながら、性病の種類によって病原菌の潜伏期間が異なりますから、単なる体調不良や風邪の症状だと自己診断しがちです。こういったことも、感染を拡大させる要因だと言えます。

性病を予防し感染を拡大させないためには、定期的な検査を受けることが大切です。例え、自分に身に覚えのないことであっても、パートナーが感染していることだってあるのです。検査結果を見るのに不安があったとしても、問題なければ安心に変わるのです。性病は、自分が苦しむだけではなく、パートナーや周りの人を巻き込んで苦しめてしまいます。勇気をもって対処することは、人としての義務なのです。